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有効求人倍率とは何ですか?

有効求人倍率 とは厚生労働省が一般職業紹介状況 (職業安定業務統計)として毎月公表している 有効求人数と有効求職者数の割合 のことです。 景気の動きとあわせて数値が変動しやすいため 一致指数 として景気判断の指標に活用されています。 有効求人数 とは公共職業安定所 (ハローワーク)に登録されている、企業が実際に募集している求人数のことです。 有効求職者数 とは公共職業安定所 (ハローワーク)に登録している、仕事を探している求職者数のことです。

ハローワークの有効求人倍率と新規求人倍率の違いは何ですか?

ハローワークでは、求人、求職のいずれも「有効期間を2カ月間(翌々月の末日まで)」と定めており、期限内にある「求職者数」と「求人数」を基に有効求人倍率を算出しています。 有効求人倍率と新規求人倍率は、どちらも「どれだけの人が職を求めており、それに対して何件の求人があるか」を示しています。 計算対象となる範囲が、それぞれ異なります。 「新規求人倍率」は、「その月に申し込まれた求職者数」と「その月に受け付けられた求人数」を基に算出。 一方、「有効求人倍率」は、両者に「前月から繰り越された求職者数と求人数」を加えて算出します。 そのため新規求人倍率は、より直近の景気や雇用動向を示す指標とされています。 有効求人倍率は、以下の式に当てはめて求めます。 有効求人倍率=有効求人件数÷有効求職者数

完全失業率と有効求人倍率の違いは何ですか?

完全失業率とは、15歳以上の人口のうち、就業者と完全失業者を合計した「労働力人口」に占める失業者の割合を示すもので、有効求人倍率と同じ「景気動向指数」の1つです。 雇用数は景気状況に応じて変動し、景気が悪いときは減少する傾向にあります。 この結果、失業者数が増えて完全失業率が上昇し、雇用数を減らすために有効求人倍率は低下。 逆に、景気が良いときは企業は雇用数を増やすため、完全失業率は低下し、有効求人倍率は高くなります。 このように、有効求人倍率と完全失業率の動向は、反比例しながら推移しています。 ただし、有効求人倍率は景気の状況にほぼ一致して推移する「一致係数」であるのに対し、完全失業率は実際の景気状況にやや遅れて変動する「遅行指数」です。

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